私はWordPressを使った仕事は受け付けておりません

2019/09/30

一応転職サイトには、WordPressを使った仕事は受け付けていない旨を書いているのですが、見ていないのか未だにスカウトが来るので、理由をポートフォリオサイトにも記載します(本当はネガティブな事は書きたくないのですが)。

お互いがっかりだったと言う事にはしたくないので。

この記事は私が書いた、ブログはWordpressは辞めて、全て静的サイトジェネレーターに移行したいを、ブログ用に書き起こしたものです。

なぜWordPressを辞めたいのか

定期アップデートが面倒・やりにくい

まず一番これが問題だと思っています。

WordPressはプラグインを追加すればするほど、本体のアップデート・更新が行いにくくなります。
何故なら、本体のバージョンを上げるだけで、入れているプラグインが動作しなくなることがあるからです。

アップデートを行うことができないと言うことは、DBと紐づいているシステムでは、セキュリティを上げることができないと言うことです。

無駄にお金がかかる(コスパが悪い)

サーバーを契約する料金や、制作会社によってはアップデートを行うだけでお金を取られます。

静的サイトジェネレーターはDBいらずなので、サーバーの料金もかからないし、DBと紐づいていないのでセキュリティの心配をする必要はありません。静的サイトジェネレーターのバージョンを上げるとすれば、新しく追加された機能を使いたい時ぐらいです。

静的サイトジェネレーターなら必要がない、アップデートを行うだけで年間数万円、一回のアップデートでも何千円も払う必要があります。

プラグインにバグがある事がある

全てではありませんが、プラグインそのものにバグがあることがあります。

また、WordPressは元々簡単にブログが作れるツールで、Webサービスを作るために作られたものではないので、無理にプラグインを入れたら、動作がおかしくなることがあります。

マイグレーション機能がない

マイグレーションとは、SQLを書くことなくテーブルを書き換えてくれる機能です。

これにより、ローカルとリモートのDBを合わせることができます。

WordPressにはマイグレーション機能がないので、ローカルとリモートのDBを合わせる場合は、全て手動で行わなければいけません。

マイグレーションについては、詳しくはこちらをご覧ください。

Rails初心者がつまずきやすい「マイグレーション」

本格的なWebサービスが作れない

これも上記のマイグレーション機能と関係があるのですが、本格的なWebサービスを作るのには向いていません。

例えば、「多言語対応」「ログイン・認証機能」等はプラグインを追加しないといけませんが、プラグインがバグる事があるので、オススメできません。

最新のサービスと照らし合わせて、あらゆる機能・プラグインが中途半端

昔は難しかったサービスが、他社が提供しているライブラリを使えば、簡単に使うことができるようになっています。

  • フォーム

    • ContactFormなんか使わなくても、Googleが提供しているGoogleFormがある。

      • 当然、個人が開発しているContactFormより、セキュアであり開発も活発。
    • NetlifyFormsを使う。
  • 多言語対応

    • HUGOがデフォで対応。
  • サイト内検索

    • 実装コストの割に、必要性を感じない。

      • 30%のユーザーしかサイト内検索は使わない

        • 検索ファーストなサービスは別(ECサイトとか)
      • その30%はその後どうするのかというと、オーガニック検索で欲しい情報を探す(と、思う。これは主観です。HUGO install で検索とか)
    • それでも導入したい場合は。

  • タグ・カテゴリー検索(リンク検索)

    • 大体の静的サイトジェネレーターが、デフォで対応している。
  • 管理画面

上記に挙げたものは、私が実際に環境を構築し、ライブラリを導入。きちんと動く事を確認したものに限らせて頂きましたので、他にもやり方は沢山あると思います。

誰でも簡単に出来るから

WordPressは誰でも簡単に出来るので(技術者じゃない事務の方でも出来ます)、今更出来たとしても、大してスキルになりません。
という事は、個人のレベル上げにもなりません(スキルが貯まらない)。
「車もあるし、もしかしたらもっと便利なものがあるかもしれないのに、馬車でも動くからいいじゃん」 なんて言ってるようなものです。

PHPでレベル上げしたいなら、普通はLaravelを使います。

Single Page Applicationでもありません。

まとめ

まとめますと、WordPressは
中途半端過ぎて本格的なWebサービスが作れず、技術の習得範囲がかなり狭く(またかなり古い)、かつ今なら容易にブログを構築できる静的サイトジェネレーターが豊富にある為、そろそろWordPressの案件は辞めたいと思っているためです。

デザイン経営宣言がなされた今、デザイナーに求められるものが多様化していて、WordPressだと中途半端過ぎて理想の体験を構築出来ません(非同期通信も出来ないし、動的に画面を切り替える事も出来ない)。

参考までに、長谷川恭久さんが考えたスキルマップに照らし合わせるとよくわかります。実装は最低限Gitは使えないと話にならないので、WordPressではリーチ出来ないことがわかります。

スキルマップ

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